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AI 要約
AzureのPTUを利用したKVキャッシングで効率を向上させ、キャッシュフレンドリープロンプトの作成戦略を解説。PTUは安定性能を保証し、KVキャッシングで計算コスト削減とメモリ効率向上。プロンプトの動的要素は最後に配置し、静的要素は順序を保つ。キャッシュ可能部分が多いほどスループットとレスポンスタイムが改善。
年月週
2024年6月3週
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記事概要
この記事では、Azureのプロビジョニングスループットユニット(PTU)を利用したKVキャッシングによる効率向上方法とキャッシュフレンドリープロンプトの作成戦略について説明しています。
記事要約
- PTUは、予約された処理能力を提供し、安定した性能を保証します。
- KVキャッシングは、計算コストの削減とメモリ使用効率を向上させます。
- 動的要素はプロンプトの最後に配置し、静的要素は順序を保つよう推奨されます。
- キャッシュフレンドリープロンプトを使用することで、スループットが大幅に向上し、レイテンシーが減少します。
- 実験結果は、キャッシュ可能な部分が多いほど、スループットとレスポンスタイムが改善することを示しています。
用語
用語 | 説明 |
PTU | プロビジョニングスループットユニット。予約された処理能力を提供。 |
KVキャッシング | キーと値のテンソルをキャッシュして計算コストを削減する技術。 |
スループット | システムが処理できるリクエストの数。 |
レイテンシー | 最初のトークンが生成されるまでの時間。 |
プロンプト | モデルに入力するテキスト。 |